デザイン思考

「イノベーションとは発明のことではない。技術のみに関するコンセプトでもない。」(P.F.ドラッカー)

経済産業省と特許庁が推進する「デザイン経営」宣言でも見られるとおり、企業競争力の向上にはイノベーション力の向上が欠かせないものとなってきています。

日本では、イノベーションを発明と同義にとらえ、ハードルの高いものと考えているケースが多く見られますが、本来イノベーションとは考え方であり、ハードルの高いものではありません。
本コースでは、イノベーションとは何か、イノベーションを起こすためにはどのようなアプローチを取ればよいかを具体的に示していきます。

イノベーションを起こすようなアイデアのもとは、対面によるコミュニケーションより非対面のオンラインのほうが発想しやすい特徴があります。
本コースでは、ニューノーマル時代を乗り越えるヒントもお伝えしていきます。

1. なぜ「イノベーション」が必要なのか

現代はモノがあふれ、機能や性能だけでは差別化できない時代

マーケットの主導権はユーザーに移り、企業はユーザーに選ばれる立場であり、今後もこうした傾向はますます強まっていくことでしょう。企業においては「ユーザーが何を望んでいるか」「何に困っているか」といったユーザー視点で考えるなど、ユーザーに選んでもらうにはどうしたらよいかを考える時代になってきています。

ユーザーに根差して、ユーザー自身が気づいていない欲求を掘り起こして、新しい需要を創り出すイノベーションがますます必要となってきています。

DX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進

経済産業省から「DXレポート」が発表されました。企業の成長、競争力の強化のために、新たなデジタル技術を活用して新たなビジネスモデルを創出・柔軟に改変するDX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進もまさにイノベーションがカギの一つとなります。

生活習慣や働き方が大きく変わるニューノーマル時代

顧客との関係、社内コミュニケーション、衛生管理への意識など、生活習慣が変わることで、既存のビジネスモデルや働き方が通用しないケースが急速に発生しています。

商品やサービスの企画はもちろん、社内の働き方や家庭での過ごし方など、多くの人々にこれまでにない発想を求められるニューノーマル時代は、まさにイノベーションが求められる時代なのです。

2. 「デザイン思考」(デザインシンキング)とは?

「デザイン思考」は人間中心思考に基づいたイノベーションを起こすためのフレームワーク

「デザイン思考」(design thinking / デザインシンキング)は、下記の図のように、4つのマインドと3つのプロセスの組み合わせからなります。

付箋紙を利用したブレインストーミング、粘土、段ボールなどのクラフトツールを利用したプロトタイピングなど、デザイン思考のプロセスやメソッドを活用してアイデアを出してはみたものの、イノベーションは起こせず、デザイン思考は難しい、使えないと判断しているケースが散見されます。

各プロセスや手法はデザイン思考特有のものではなく、エスノグラフィー、ラテラルシンキングなど一般的な手法を活用しています。デザイン思考はそれらの手法をどのように活用するかを示した、マインドセットとプロセスを合わせたフレームワークです。手法ではなく『考え方』がポイントとなります。

「デザイン思考」と「イノベーション」の関係は?

右の図は、デザイン思考のプロセスを表しています。イノベーションとは、「モノ」や「仕組み」などにおいて、これまでまったくなかった新しい技術や考え方を取り入れて「新たな価値を生み出し、社会的に大きな変化を起こす」ことをさします。

言い換えれば、顧客・ユーザー自身がまだ気づいていない欲求(潜在的欲求)を掘り起こし、新しい需要を創り出す動きです。

デザイン思考とは「人間を中心に物事を考える」ためのフレームワークです。人間(ユーザー)をじっくり観察することで理解し、それをもとにアイデアを発想します。

人間を表面的な行動だけでなく、「相手になりきったときに初めて理解できる心の動き」=「インサイト」をベースとしてアイデアを発想する「観察」、このプロセスこそが「潜在的欲求」を掘り起こし、イノベーションに繋げる鍵となります。

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